リフォーム

2025.05.11

【日々の現場便り】駐車場とドッグラン、家族が笑顔になれる外構リフォームを姫路にて
今日の姫路は、からっと晴れた実に気持ちの良い朝でした。春の匂いがほんのりと残る風に背中を押されながら、現場に向かう車の中でふと思いました。この季節は、やはり何かを「変える」にはぴったりの時期かもしれません。本日は、そんな“変化”の象徴ともいえる外構リフォームの現場でのお話を綴ってみたいと思います。

今回ご依頼をいただいたのは、市内の閑静な住宅街にお住まいのN様ご一家です。お話を伺った当初から非常に明確なご要望をお持ちで、特に「駐車場の増設」と「ドッグランの設置」には熱意が感じられました。

ご主人は「子どもが成長して車を持つようになり、今の駐車スペースではどうにも足りない。来客時にも困ることが多く、そろそろ家の顔である外構を見直す時が来たと思ってね」とお話しくださいました。奥様はというと、「犬が庭を走り回れるようにしたい」という長年の夢をお持ちで、今回のリフォームを検討されたとのことでした。

確かに、長く住めば住むほど家族のかたちや暮らし方も少しずつ変化していきます。それに合わせて住環境を整えること――それがリフォームの醍醐味だと思います。

まずは、駐車場の増設から着手しました。
現状では1台分のカーポートがあるのみで、2台目以降の車は道路に面した土のスペースに仮置きされていました。これを正規の駐車場として整備するためには、排水勾配の確保、コンクリート打設の厚み、安全な乗り入れ幅の確保など、さまざまな技術的配慮が必要となります。
特に姫路のこの地域は粘土質の土壌が多く、雨水が滞留しやすい傾向がありますので、透水性コンクリートの採用をご提案しました。お施主様とも綿密な打ち合わせを行い、「見た目」だけでなく「機能性」にもこだわった設計となりました。

次に、奥様がご希望されたドッグランの設置です。
広さは約4坪ほど。小型犬を2匹飼っていらっしゃるということで、素材選びには特に慎重を期しました。人工芝を敷くという方法もありますが、今回は一部に天然芝を採用し、ワンちゃんたちの足腰に優しい柔らかさと、夏場の温度上昇を抑える効果を狙いました。また、地面には防草シートを敷設したうえで芝を張り、なるべく手間のかからない構造に仕上げています。

ドッグランの囲いには目隠しフェンスを設置しました。
近隣からの視線をやわらかく遮りつつ、通気性や採光も確保できるように工夫しています。材質は木目調のアルミフェンスを選び、ナチュラルさと耐久性を両立させています。

工事全体の期間はおおよそ10日間ほどです。
駐車場部分の掘削・整地・型枠設置からコンクリート打設、養生期間を含めて5日間、ドッグランの造成と芝張り、防草対策などでさらに4日。そして最後の1日は、全体のチェックと美装、細部の仕上げ確認を行いました。

現場で特に印象的だったのは、お施主様ご夫妻が本当に「住まいを大切にされている」ことでした。
ちょっとしたブロックの角度やフェンスの高さ、植栽との取り合いなど、細かなご質問やご要望をいただくたびに、「このご家庭には深い愛着があるのだな」と感じました。そして、それに応える責任の重さもまた、私たち施工側の誇りであると改めて思いました。

完成後、N様のお子さまが「おお~駐車場が2台停められるようになってる!すげぇ!」と無邪気に声を上げた姿がとても印象的でした。そして、ワンちゃんたちが元気に走り回る姿を奥様が嬉しそうに写真に収めていらっしゃったのも、忘れられない場面の一つとなりました。

家とは、住まう人の“いま”を映す鏡です。
そして外構とは、その“いま”を道行く誰かに伝える手紙のようなものだと思います。今回の外構リフォームは、まさに「家族のかたち」が変化していくなかで、住まいに対する思いをもう一度言葉にして形にする、そんな作業だったのではないかと感じています。

姫路というこの地で、こうして一件一件のご家庭に寄り添えることが、私たちにとっての何よりの誇りです。

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